茄子ってタイトルが良い
茄子って漫画を知ってるでしょうか。結構前の漫画なんですけど、黒田硫黄って人が描いてて、アフタヌーンで連載してて。
どんな話かというと、テーマがあってオムニバスの短編形式の漫画なんですけど、そのテーマがなにかっていうと、茄子がテーマです。
アフタヌーンって、漫画雑誌としては大雑把にカテゴライズするならサブカル漫画雑誌って感じなんでしょうけど、実際に読んで細かく見てるとちょっと印象が違う。寄生獣がやってるかと思えば、あぁ!女神さま!みたいなオタクっぽい漫画が載ってたり、ギャグ漫画枠もあったりします。
80年代後半から90年代前半のジャンプってほとんど統一性がなくて、ドラゴンボールからジョジョ、ろくでなしブルースからキャプテン翼みたいなごった煮の雑誌でしたけど、それを漫画読み(この言葉、嫌いなんですが、とりあえずそれくらいしか的確な言葉がないので)に向けて調整した感じがアフタヌーンって印象です。
で、茄子なんですけど、これはちょっとカテゴライズが難しい。別にサブカルってほど小難しい雰囲気でもないし、だからといって一般的な感じでもない。なにがおもしろいのか説明に困るところです。
あっ、わかりやすい説明ありました。
茄子のなかにアンダルシアの夏っていう話が入ってるんですけど、これはアニメ化されてます。ジブリ、ではないんですけど、ほぼジブリといってもいい作品です。そもそも茄子という漫画は宮崎駿が帯にコメントを寄せていました。なので、漫画もジブリの日常系モノっぽいかも。でもぼくはあんまりジブリっぽいとは思わなかったので、そうでもないかも。
うーん、うまく説明できないですね。
しいて言うならセリフまわしがいいです。自然な感じがあるのに印象に残るっていうか。どんなセリフがあるの?って聞かれたら、ちょっと思い出せないですけど…。
3巻しかないので、ヒマだったら読んでください。あっ、でも新装版が出てたような気がするから、3巻じゃないかも。まぁどっちでもいいでしょう!
おしまい