女子たちは荒ぶっているか
最近何をしてるのかなぁ…なんて人間っぽく考えたことある?
僕は何もしてないですね。いやマジで。お前植物?ってくらい活動してないよね、休みだからっつって、ずっとゴロゴロしてんの。
語ろうと思って語ってないことといえば、アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ」ですね。以下「荒ぶる」と略します。
さて、この「荒ぶる」ですが、どんな内容か軽く説明しますと、女子高生の文芸部が舞台の物語なんですけど、ふとしたことでセックスに振り回される女子たちを描いたラブコメなんですね。
いやぁ、感想を書こうと思いましたが、コレ気持ち悪くないすか?もう今年34っすよ、ぼく。女子高生たちのラブコメを語るってね、いやーキツイっす。
しかし、まぁとりあえず書いてみましょう。
「荒ぶる」の秀逸なところは、はっきりと「セックス」という生々しい事柄を扱いながら、ライトな青春アニメとして成立しているところですね。
主人公たちは基本的にはスクールカーストで下位に位置づけられる存在なんですよ。ちょっとリアルなのはそんなヒエラルキーの下部組織である文芸部が「セックス」にどぎまぎしてる描写ね。コレ、アニメなんでみんな可愛く描かれているんですけど、現実にいたら絶対ブスたちの集まりじゃないですか。アニメのマジックですね。
これキモイから黙ってたんですけど、ぼく思春期の女子の物語って好きなんですよ。ジブリだと「魔女の宅急便」が一番好きだし、漫画なら「櫻の園」なんかも良いですね。
思春期の女子の物語。子どもと大人の境目で逡巡する、荒ぶる乙女たち。良いじゃないですか。
「荒ぶる」は割とあっさり終幕を迎えるんですが、見やすくて良かったですね。ぼくはアマゾンプライムで見ましたけど、みんなヒマなら見てください。ヒマつぶし程度にはなると思います。
おしまい