ちょっとずつ公園に撒き散らそうかと思ってる

Googleで調べればなんでもわかると言いますが…まぁなんでもわかるとは思いませんけど…実際、さっきも「カウボーイルックの役者って名前なんやったっけ?」と疑問が浮かんで「カウボーイ 俳優」などと調べてもハリウッド俳優や、大谷翔平の通訳がカウボーイの格好してるとかいうどうでもいい情報が出るばかりで、結局、自力で「萩原流行」を思い出す始末。

だいたいカウボーイルックの俳優といえば萩原流行がトップに出てこなおかしいやろが!なんで斉藤工なんか出てくるんや!どこがカウボーイやねん!萩原も偽カウボーイだけど。

 

要するにGoogleも万能ではないということです。それは現在のコロコロパニックを見てもわかります。ネットがパニックを抑えるどころか助長しているとすら言っていいでしょう。ネットにいくら可能性があっても使う人間が「うーん…『カウボーイおじさん』なら出てくるかも!…はっ!また『家庭教師 AV』って検索しちゃった…」程度の知能しかないのなら意味がないのです。『100日後に死ぬワニ』だって、うまくネットを活用したよくできた企画だと思いますが、アレに必死になって「ワニを助けよう!」とか言ってる人間はバカばかりなわけです。ワニワニパニックですわ。

 

で、本題ですけど…しかし萩原流行ワニワニパニックのくだりはまったくいらなかったな…ぼくの家のベランダには観葉植物の残骸があるんです。

これ、そもそもは同居人が突然「部屋に観葉植物を置きたい」などと言い出して、ぼくは「とうとう頭がおかしくなったか。可哀想なやつだ」と思ってIKEAで買ってきたものなんですけど、数ヶ月後には「やっぱ邪魔だわ。葉っぱ眺めてどうすんねん」ということで珍しく意見が一致しましてベランダに左遷されてしまいました。

 

はっきり言ってベランダでも邪魔なんですが、どうやって捨てたらいいのかもわかんないんですね。Googleで調べれば捨て方が出てくるんでしょうが、面倒くさくて、それすらする気が起きない。

だいたい予想はつきますが、おそらく、植物、鉢植え、土を別々に捨てないといけないはずです。植物と土はいっしょに捨てていいような気がしますが、くわしくはわかりませんし、Googleで検索して「は?植物と土は別々なんだが?」などと言われたら立ち直れません。面倒くささが二乗三乗されます。

 

さらにつけ加えるなら、この観葉植物がネグレクトを喰らう前…まだ部屋のなかで暮らすことを許されていた時は間接照明を鉢植えに置いて植物を照らしてたんです。意味がわからないでしょうが、ぼくも意味がわからないので、この勝負はドローです。

 

その間接照明はいまでも部屋のなかにいることを許されていますが、光ってはないです。コンセントに繋がれたまま床に置かれてます。以前、停電した時に同居人が「懐中電灯がない!…そうだ!あれを使えば!」といった感じで、その間接照明のスイッチをカチカチしてましたが、電池式じゃないので点灯するわけがなく、ぼくはその光景にどん引きしました。できることなら自分の眼球を潰して永遠に続く停電に身を堕とし、二度とそのような光景を見ないようにしたかったくらいです。

しかし、なんにしろ役立たずなのは変わりません。間接照明も、同居人も。これはこれでどうにかしなきゃいけないのですが、そのどうにかするのをGoogleで調べるのが億劫なぼくもどうにかしなきゃなりません。

 

なんだか長くなってきました。そろそろ結論を急ぎますが、仮にGoogleで捨て方を調べたところで実際に捨てるために動くのはぼくなわけで、Googleはそこまでしてくれません。結局はぼくが無力ならいくらGoogleが手伝ってくれてもゼロはゼロのままなのです。燃やすか、マンションごと。もはや手段はそれしかないと思う。

 

 

おしまい