結局ニュースに頼ってしまった

昨日は更新するの忘れてました。ふつうに。

家でゴロゴロしてるだけなので特になにも起こらないです。特になにも起こらないということは、ここで書くことも無理やり絞り出すしかないということです。

 

けっこう困るのが、意外とこのブログはニュースとか見て書いたりしてるんですけど、最近は同じニュースばかりなので、あまり書くことがないのです。何ヶ月も同じ話ばっかりしやがってよ、毎回飲み会で武勇伝語るジジイかよ。「こいつ、いも焼酎を頼んだらいつもこの話してくるやん。いも注文したらトイレ行くふりして違う席に移ったろ!」ってなるから。

 

でもこのブログも同じような話がループしてるかも。あんまりよく覚えてないですけど…まぁふつう、ループものの小説とかでも登場人物たちはループしてることに気づかず同じ世界線を繰り返し体験してるもんね。

 

ということは世界線をループさせてる支配者がいてるんか?誰や?志村ではなかったようですが…いや、志村だったのかも。

 

感染したことが報道された時、致死率が低いとはいえ死亡するのは高齢者ばかりなわけで、志村が死ぬ可能性はあったわけです。たぶん、それは誰でも知識としてはわかっていたはずです。

しかし、ネット上でも半ば冗談めかして捉えていた人たちは多く、実際ワイドナショーで松ちゃんなんかも、いじりながらのエールみたいなのを送っていました。

これは別に、そういう人たちが不謹慎だったり知識不足というわけではなく、死ぬ可能性があることはわかっていつつも本当に死ぬとは思っていなかった、それを信じようとしていなかったのではないか。

むしろ、あの時点でネタっぽく反応するのは志村が死ぬ未来を信じたくないからこその反応だったような気がします。

 

あらゆる分岐が発生した結果、世界線が無数にあるとして、おそらく、志村が感染して2週間で死んでしまうという世界線の数はかなり少なかったんじゃないか。可能性としてはあるけど蓋然性としては低いんじゃないか、そう思っていました。最悪の選択肢だけを何度も選び続けないと辿り着けないバッドエンド。

しかし世界線が無数にあったとしても、それを確認することはできないし、誰がなんと言おうとぼくらが生きているのは、いまここの世界線でしかないので受け入れるしかありません。

 

やっぱり時の支配者は志村だったのかも。だいたい、ループものって脱出を目指すけど、脱出するにはなにか大きな代償が必要だったりするし。押井守ビューティフルドリーマーもループしつづけるラムの夢のなかのほうが楽しそうだったし。でも、夢は夢だもんね。

 

 

おしまい