女の子は大変だねぇ。今度、かぼちゃプリンあげるね!

「女の子コンプレックス」って言葉をご存知でしょうか?

女の子の、女の子による、女の子のためのコミュニケーションってあるじゃないですか。恋バナしながらタピオカミルクティー飲んでパンケーキに舌鼓を打ちながら、読んでる活字はSNSとファッション誌みたいな。でもそんなガールズトークしてるコミュニケーションに入れない女子って意外といると思うんですよ。それが「女の子コンプレックス」。知りませんか?…でしょうね、ぼくが今さっき考えた言葉ですもん。

 

でもね、さっき述べたような女の子コミュニケーションをできない女の子って少なくないと思うんですよ。ぼくは高校は男子校だし大学は女子がいましたけど「あぁ、そういえば女子もいたね」くらいのもんだったんで、中学までの女子たちを見本として書きますけどね。

 

女子ってグループ作るでしょ。んで、ヒエラルキーも作るでしょ。上位のグループがいて、それを頂点としたスクールカーストができるじゃないですか。そして上位のグループでしくじった女子は下のグループに二軍落ちするでしょ。「男子も似たようなもんだろ」と言う方もおられるかもしれませんが、ぼくの中学では男子って、まぁ仲良しグループはあるけど境界線が曖昧で全体的に誰とでも喋るって雰囲気だったんですよ。他の学校のことなんて知るか!

 

でさ、でさ。カースト上位の女子は、さっき言ったような「女の子コミュニケーション」ができるんですよ。でもそれって上位グループだけで、その下のグループはそんな話ができてなかったと思うんです。「あたしたちみたいなのがオシャレとか好きな男子の話をするのはおこがましい…」みたいな気持ち。話すと上位グループからバカにされるんじゃないかっていう恐怖や被害妄想。

 

そういうのが「女の子コンプレックス」。実際、下位グループの女子なんか教室のすみっこで漫画描いてたりしてましたよ。恋バナ?それってバナナの品種?って感じで。これ、男子にはないと思うんですよ。さっきチラッと言いましたけど、ぼくの中学では男子のスクールカーストってあんまり機能してなかったんですね。カースト下位でも「吉田さんでシコってんだ俺」みたいなね、ボーイズトークかませてましたから。

 

これ、根底にあるのは「女の子はかくあるべし」っていうメディアや社会からの圧力だと思うんですね。思春期の女子はこういうものだ!って偏見。かわいそうですよね。カースト下位に位置づけられちゃったら、そこからの一軍復帰は難しいじゃないですか。コンプレックスも生まれますよ。

 

女子はいろいろ大変です。

女性には自由な年齢ってないと思うんです。常に社会的な規範からのプレッシャーがあるんじゃないか。そんなの無視すればいいじゃん、っていうのは簡単ですけど、それって難しいよね。そううまくはことが進まないよ。

 

そんなわけで今日は女子を意識して書いてみました。今後ともよろしく!

 

 

おしまい